湯ノ岱駅 (江差線)

◆赤券が売られている湯ノ岱駅

山奥深かった神明駅を出て峠を下っていく。旅の終わりももうすぐだと感じつつ江差方面に進んでいくのであった。山奥深かったところを抜け少しづつ民家が見えてきた。どうやら湯ノ岱駅に近づいてきたようであった。次の駅は湯ノ岱駅だったが、この駅は運転業務の関係で終日社員が配置されている駅である。そして鉄道ファンに人気の赤券の硬券を販売している駅であった。今ではマルス券がほとんどになってしまったJRの切符なのだが、ここ湯ノ岱駅ではその赤券が購入できる珍しい駅と言えよう。もちろん青春18きっぷの赤券も販売しているそうだ。

駅舎はローカルな田舎の駅にもかかわらず、古い駅舎ではなく山小屋風の建物に建替えられていて少々期待はずれであった。ホームは島式2面2線となっていて留置線もあり交換設備のある駅である。この先江差駅まではスタフ閉塞方式の路線となりこの駅で運転士にスタフの交換が行われるらしい。ローカルな駅には都会の駅にはない昔ながらの駅の風情があり、とても親しみを感じるのであった。

 

 

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