吉堀駅 (江差線)
◆草が生い茂る貨車駅の吉堀駅
渡島鶴岡駅を出ると辺りの景色は一変して民家などの建物は激減し、ほとんど農業地帯と原野の広がる人の気配のないところが続くようである。そんなローカル地帯を進んで行くとやがて吉堀駅に辿り着いた。駅周辺は民家もまばらな原野の広がるところであった。秘境駅に推薦したいと思うぐらいの寂しさのような駅周辺であった。
吉堀駅舎は木と草に覆われていて遠くからは見えなかったが、駅に近づくと黄色い貨車駅舎が見えてきた。このローカル度から考えると仕方ないのだが、かなり外観は錆び付いているようであった。総じて貨車駅舎は外観は錆びているが、中はわりと快適である。ここ吉堀駅も貨車内はきれいにされており、その外観とは裏腹に隙間風も入らないほど気密性もいいので駅寝するにはとてもいいようである。これであと水道とトイレがあれば、快適性がグッとアップするのだが。
先にも書いたように、吉堀の集落は少し駅から離れているのだろうか駅周辺は民家も少なくかなり寂しいところである。ここからさらに山の中に突入して次の神明駅を目指すのだが、かなりの秘境が続きそうな予感が漂っていたのであった。
スポンサードリンク
Copyright (C) 2007 北海道の駅へ遊びに行こう! All rights reserved.