サブちゃんの演歌が鳴り響く知内駅

◆サブちゃんの演歌が鳴り響く知内駅

木古内駅を出て訪問できる駅としては北海道最南端に当たる海峡線の知内駅に向かった。曇り空が晴れてきて知内駅に着くころには快晴の空模様となってきた。木古内駅を出て知内駅に向かうのだが、距離が半端なく遠い。ローカルな地域なので車の渋滞などは全くないのだが、かなり遠かったことだけは事実であった。

知内駅は道の駅に併設された駅で観光客などでかなりの賑わいのある駅であった。サブちゃんの演歌が大音量とともに鳴り響き、観光客を道の駅へといざなっているようであった、巨大な駐車場に大きな建物があるのだがほとんどの部分は道の駅のようでＪＲ線の駅の部分は建物の片隅にちょこっと申し訳無さそうに出入り口があるだけである。

この駅に停車する列車は1日２往復しか運行ダイヤがないのだがすべて特急列車である。快速「海峡」が廃止になってからは石勝線と同じ特例区間となっている駅である。

知内駅は新湯の里信号場として1988年に開設されたのだが、松前線の廃止に伴い、地元からの要望で1990年に駅に昇格している。利用客は少なさそうなのだが、道の駅はたくさんの観光客で賑わっている一風変わったローカル駅であった。