渡島当別駅 (江差線)
◆郵便局と同居の渡島当別駅
茂辺地駅を後にさらに江差線を進んで行く。次の駅は渡島当別駅である。当別といえば札沼線にも石狩当別駅があった。当別と名の付く駅はここで2つ目だったのだが、読みがなで「とうべつ」というと日高東別駅もあるので3つ目と言えるのではないだろうか。
駅に着いて最初に目に付いたのが郵便局の看板だった。真っ赤な旧式のポストがよく目立ち、駅より郵便局の色合いが強く感じられたのだ。そういえば日高本線の日高幌別駅も郵便局と同居しているのを思い出した。駅舎はとてもモダンな建物で斬新敵なのだが、やはり何と言っても旧式ポストがレトロで最高だった。駅舎も古ければ申し分ないのだがと呟く筆者がそこに居たのだった。
駅舎の入るが郵便局は閉まっているし、駅利用者も誰も居ない寂しい駅舎内であった。日高幌別駅は施錠され駅舎内すら入れなかったのをまた思い出した。どうやら郵便局とは相性が悪い筆者なのだ。
ふとホームを見ると、茂辺地駅を先に出た貨物列車がここでも交換待ちで停車している。しばらく動きそうに内容なので先頭の機関車のところまでいってみた。機関車はEH500形電気機関車で金太郎の絵が車体に描かれている。2車体構造となっているので重連と同じでかなり力の強い機関車なのだろう。やがて485系の白鳥の通過を待って静かに本州に向け旅立っていくのだった。
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