駒ケ岳駅 (函館本線)
◆駒ケ岳への玄関口の駒ヶ岳駅
赤井川駅を出るころには、もう日は西に沈みかけていた。日は沈んでも少しの間はまだ明るく駒ヶ岳駅に着いたときはまだ少し明るかった。駅から一望できる駒ケ岳もやがて夕闇に包まれるのだがまだその雄姿ははっきりと見えていた。
この駅は駒ケ岳登山の玄関口となっていて駅周辺には小学校などもあるのだが、小さな集落のため利用客も少なそうな駅である。
駅前に小さな集会所のような建物があるのだが、夕暮れも近い時間なのに賑やかな子供たちのはしゃぐ声が聞こえてくるようである。何だか楽しそうな声が飛び交っているようだった。
駒ヶ岳駅は玄関が尖がった三角のデザインが採用され、駒ヶ岳のイメージを醸し出しているようである。が、しかし待合所内は、殺風景で新鮮味が無く面白くないというのが筆者の本音だ。ホームは2面2線となっていて、跨線橋もあるので安心して対面ホームにいけるようだ。
駒ヶ岳駅は1903年に宿野辺駅として開業したが、翌年わずか1年で駒ヶ岳駅に改称されている。
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