釜谷駅 (江差線)
◆錆び付いた貨車駅 釜谷駅
郵便局と駅とのコラボが楽しめた渡島当別駅をあとにさらに江差線を進んでいく。次の釜谷駅を目指して西に進もう。
海岸線を走る国道は景色がいいのだが、あいにくの曇り空で薄暗い空模様となっている。そんな海岸を横目に見ながらやがて釜谷駅まで辿り着いた。釜谷駅は木古内町の東の端に位置するであった。
駅は大き目の貨物用貨車が使われた貨車駅となっていて外観もかなり錆びついているようで、ひいき目に見てもきれいとはいい難い駅舎のようだ。まるで1日数本の運行ダイヤの寂れた駅の佇まいのようであった。大き目の貨物用貨車駅は尾白内駅についでこの駅で2駅目だった。
そんな錆び付いた棒線貨車駅を最新の789系スーパー白鳥が青函トンネル方面に通過していく。なんだか凄いギャップを感じるのは錆び付いた貨車駅のせいだろうか。しかし、筆者はこういった貨車駅や古い駅舎がとてもお気に入りなのである。と言うかこういったギャップを期待して北海道の駅巡りをしている変わり者の旅人なのである。新しいものより、古いもの。新旧の温度差がとても何ともいえない北海道の旅である。
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