東山駅 (函館本線)

◆安全になった??東山駅

駒ヶ岳駅の次は東山駅なのだが、本日の駅訪問はこれで終了し、近くで見かけたコンビニで夕食の弁当を買った。そのころにはもう日がどっぷりと落ちていて真っ暗闇になっていた。次の東山駅は昨年も訪れていたので場所は大体思い出せそうだった。駅舎や待合所などの建物は無く、古い枕木を敷き詰めた短いホームだけの超簡素駅だった。おまけに辺りには民家が無くとても寂しいところであったのを思い出し、再度駒ヶ岳駅に戻って一夜を明かすことにした。食事を終えたのが午後9時前だったが、疲れもピークに達しているせいだろうか、横になるとすぐ朝まで寝てしまったのであった。

白々と外が明るくなってきたのとトイレがしたくて目が覚めたのは午前4時半頃だったと思う。早朝だが寝入った時間が早かったので睡眠は充分とれていて疲れも無かったので早速早朝の東山駅に向かった。

東山駅へ行くには踏切から線路沿いを徒歩で100mほど歩かねばならず、ここを歩いているときに列車が来ようものならとても危険であったのだが、昨年訪問時には無かった線路と歩道を隔てる簡易に設けられた鋼管の仕切りというか、フェンス状のものが設置されていた。昨年の東山駅の様子は「秘境駅探訪の記録」に掲載しているのでここのページに記載しているものと比較していただければ一目瞭然なのである。しかし、このフェンス無いよりはましだと思うが、もっと根本的に駅を改造したほうがいいと思うのだが。

元信号場でもないこの東山駅。人家も無い山の中にどうして存在するのだろうか。秘境駅の秘境駅たるゆえんを感じる東山駅。筆者はこの東山駅を生野駅を凌ぐ北海道一のオンボロ簡素駅と認める。

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