住宅街にある貨車駅　東久根別駅

◆住宅街にある貨車駅　東久根別駅

函館市内を西に進んで次の東久根別駅を目指していく。東久根別駅は五稜郭駅から2駅目だが、ここは函館市を外れ北斗市内となる。東久根別駅周辺は北斗市の東の端だが函館市に近く住宅地の広がっているところである。そして地図の通り住宅地の真ん中を進んで行くとやがて東久根別駅に着いた。そして驚くことにこんな住宅地の真ん中にある駅にもかかわらず、なんと貨車駅だったのだ。貨車駅といえば民家も利用客の少ない寂れた駅と相場は決まっていると思い込んでいたのだが、ここ東久根別駅は自動券売機も設置されている住宅地の中の貨車駅だった。今回の旅でたくさんの貨車駅を見てきたが自動券売機の置いてある貨車駅は初めてであった。

この駅は臨時乗降場だったが、1987年のＪＲ民営化時に駅に昇格している。その経緯から経費の安い貨車が使われたのであろう。